岡崎市の税理士法人アイビスが社会保険料の納付について解説致します

1.社会保険とは

社会保険とは、広い意味では、「雇用保険」「労災保険」に、「健康保険」「介護保険(40歳以上が加入)」「厚生年金保険」の3つを加えた5つを総称したものをいいます。

今回は、このうち狭い意味での社会保険として「健康保険」「介護保険」「厚生年金保険」に係る保険料を「社会保険料」として解説させていただきます。。

社会保険料は、会社と従業員の双方が折半(半分ずつ)で負担し、従業員が負担する保険料は、毎月の給与や賞与から控除されています。

2.社会保険料の計算のしくみ

(1)給与から控除する保険料の算定方法

毎月の給与から控除する社会保険料は、標準報酬月額を「健康保険・厚生年金保険の保険料額表」に当てはめて算定します。保険料の料率は、健康保険組合や全国健康保険協会(協会けんぽ)などの保険者によって異なるため、加入する保険者の保険料額表を確認する必要があります。
保険料の算定の基礎となる標準報酬月額の決定には次の4つがあり、それぞれ所定の期日までに必要事項を記載した届出書を提出します。

<標準報酬月額の決定>

① 資格取得時の決定…入社時などの報酬で決定
② 定時決定…毎年4月・5月・6月の報酬の平均で決定(7月10日までに届出)
③ 随時改定…固定的賃金(基本給など)の変動以後の3か月の報酬の平均で決定
④ 育児休業等を終了した際の改定

③の固定的賃金の変動による随時改定がない場合には、②の定時決定により届け出た標準報酬月額(毎年4~6月の報酬の平均額)に係る社会保険料が、その年の9月から翌年の8月まで毎月の給与から控除されます。

社会保険料は、月末時点で在籍している会社において、その月の1か月分の保険料を負担することになっています。月の中途での入社や退職でも保険料の日割計算は行いません。

(2)給与から保険料を控除するタイミング

給与から社会保険料を控除するタイミングは会社ごとに異なりますが、多くの会社では「当月徴収」か「翌月徴収」のいずれかを採用しています。

「当月徴収」とは、当月分の保険料を当月分の給与から控除する方法で、これに対して、「翌月徴収」とは、当月分の保険料を翌月分の給与から控除する方法です。

(3)会社が納付する保険料の算定方法

会社が納付する保険料は、標準報酬月額の決定の際に提出した届出書や賞与に関する届出書に記載された情報をもとに保険者(健康保険組合・全国健康保険協会)が算定します。算定した結果の保険料が記載された「社会保険料の納入告知書(納付書)」が毎月送られてくるため、会社が納付する保険料を算定することはありません。

健康保険・介護保険・厚生年金保険と併せて、児童手当の支給に要する費用等の一部に充てるための保険料である「子ども・子育て拠出金」の金額も通知されます。子ども・子育て拠出金は、その全額を会社が負担します。

なお、通知書には社会保険料の合計額のみが記載され、会社負担分と従業員負担分の内訳は記載されていません。保険料の総額から従業員負担分を差し引いた金額を会社負担分として処理します。

岡崎市税理士法人アイビスでは事業者様に有用な情報を提供しています。
ぜひ岡崎市税理士法人アイビススタッフまでお気軽にお問い合わせ下さい。


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