第6回公募採択結果が発表 事業再構築補助金

第6回事業再構築補助金について岡崎市税理士が解説

事業再構築補助金 第6回


<事業再構築補助金とは>

新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、当面の需要や売上の回復が期待し難い中、ウィズコロナ・ポストコロナの時代の経済社会の変化に対応するために新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等、思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援します。また、事業再構築を通じて事業規模を拡大し、中小企業者等から中堅・大企業等に成長することや、中堅企業等が海外展開を強化し市場の新規開拓を行うことで高い成長率を実現することは特に重要であることから、本事業ではこれらを志向する企業をより一層強力に支援します。

第6回公募採択結果

第6回公募の応募件数は15,340件
厳正に審査を行った結果、7,669件が採択されました

補助上限額と申請類型の種類

補助上限額 中小企業:最大1億円(補助率 1/2 / 中堅企業:最大1.5億円(補助率1/3)
通常枠/大規模賃金引上げ枠/回復・再生応援枠/最低賃金枠/グリーン成長枠/緊急対策枠

※第7回公募より新たに1つの枠が追加
※各種申請枠の申請要件については事務局のホームページをご確認下さい
※令和4年10月3日より第8回公募要領が公表されています。

第6回公募の応募と採択結果


件数 通常枠 大規模賃金
引上枠
回復・再生
応援枠
最低賃金枠 グリーン
成長枠
合計
①応募件数
※システム時受け付けた件数
11,653 9 2,933 252 493 15,340
②採択件数

5,297 5 1,954 216 197 7,669

(注)本資料では複数の企業で連携している申請を構成員数に関わらず1件としてカウント

業種別の応募・採択割合・都道府県別の応募状況

  • 日本標準産業分類で応募割合・採択割合を分析すると、特に製造業、卸売業・小売業、宿泊・飲食サービスが多い
  • その他の業種についても幅広い業種で応募・採択されている
  • 各都道府県に応募件数を見ると、単純な件数ベースでは、東京、大阪、愛知、兵庫の順に多い
  • 平成26年経済センサスに基づく都道府県毎の中小企業数に占める応募者の比率は関西周辺、東京、香川、愛知が多い

応募金額・採択金額の分布について(全類型合計)

  • 応募金額及び採択金額の分布(全類型合計)を1,500万円単位で分析すると、100~1,500万円が最も多く、全体の4割以上を占めている。
  • 次いで、1,501~3,000万円が3割以上となっている

応募金額の分布(全類型合計)

  • 1,500万円までは応募金額が高くなるにつれて、件数も減少する傾向にある
  • また、2,000万円付近の応募が多い傾向にある

原油価格・物価高騰等緊急対策枠が第7回公募から新設されました


補助金額(最大) 補助率
1,000万円(従業員5名以下)
2,000万円(6名~20名)
3,000万円(21名~50名)
4,000万円(51名以上)
中小企業者等 3/4・中堅企業等 2/3
※従業員5人以下の場合500万円を超える部分、従業員数6~20人の場合、1,000万円を超える部分、
従業員21人以上の場合1,500万円を超える部分は2/3(中小)、1/2(中堅)

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