①出生時両立支援コース(子育てパパ支援助成金)/名古屋・岡崎市の税理士法人アイビスが情報をお届け
前回4/24のコラムで令和6年度の両立支援等助成金の6つのコースをお伝えしましたが、今回からは各コースを詳しくみていきます。
①出生時両立支援コース(子育てパパ支援助成金)とは
男性労働者が育児休業を取得しやすいように雇用環境や業務体制の整備を行い、男性労働者が子の出生後8週間以内に開始する育児休業を取得した場合や男性の育児休業取得率が上昇した場合に助成され、第1種と第2種があります。
◎第1種〈男性労働者の育児休業取得〉
男性が育児休業を取得しやすい「雇用環境整備」「業務体制整備」に取り組み、子の出生後8週間以内に開始する連続5日間以上の育児休業を取得した男性労働者が出た場合
※2人目は連続10日以上、3人目は連続14日以上
◎第2種〈男性の育児休業取得率の上昇等〉
第1種を受給した事業主において、3事業年度以内に育児休業取得率の数値(%)が30ポイント以上上昇した場合(または、一定の場合に2年連続70%以上となった場合)
種別 | 要件 | 金額 |
第1種 | 1人目 ※雇用環境整備措置を4つ以上実施した場合 |
20万円 →30万円 |
2人目・3人目 | 10万円 | |
育児休業等に関する情報公表加算 (1~3人目のいずれかに1回限り加算) |
2万円 | |
第2種 | 1事業年度以内に30ポイント以上上昇 | 60万円 |
2事業年度以内に30ポイント以上上昇等 | 40万円 | |
3事業年度以内に30ポイント以上上昇等 | 20万円 | |
※プラチナくるみん認定事業主 | 15万円加算 |
※同一事業主について、第1種は3人目まで、第2種は1回限りの支給
雇用環境整備等の内容は、厚生労働省の両立支援助成金のHPでご確認ください。
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