もう年末が近づいてきましたが、ふるさと納税はしていますか?/岡崎市の税理士法人アイビスの解説
ふるさと納税を利用しての寄付額は2021年度は8302億円。前年の6725億円よりも増加し、2年連続で過去最高を更新しています。
寄附をしたい自治体に寄付をすることにより、自身が住んでいる場所に納める住民税などが差し引かれる制度で、寄付をした自治体から返礼品が送られてきます。
注意としては、寄付金の内、手数料として2,000円を差し引いた金額が住民税などから差し引かれますが、差し引かれる金額には上限があり、住民税のうち所得税額の20%を超えた部分については、税金から引かれるわけではなく、純粋な寄付金としてなってしまうため、税優遇として受けられる金額については、確認が必要となっていきます。
ふるさと納税で控除できる税額などを計算できるサイトなどがあるため、自分が寄附できる金額を確認してその金額よりもやや少ないくらいの寄付をすることが無難ではありますが、正確な数値を確認して最大限の寄付をするためには、税理士などに頼んで上限を確認してもらうのがいいでしょう。
人気の返礼品などは売切れてしまうこともあるので、12月末ギリギリではなく、ある程度時間にゆとりをもって、返礼品を吟味してみてはいかがでしょうか。
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